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目撃 (映画)[もくげき]
『目撃』(もくげき、原題: ''Absolute Power''(「絶対権力」の意)は、1997年公開のアメリカ映画。ある泥棒が忍び込んだ家で、大統領の殺人を目撃したことから、国家権力に追われるというサスペンス映画。原作は1996年に発表されたデイヴィッド・バルダッチの同名小説『''Absolute Power''〔邦題は『黙殺』と『目撃』の2種類ある。#原作の日本語訳版を参照〕』。 製作・監督・主演をクリント・イーストウッドが行い、監督作としては17作目にあたる。 == ストーリー == やり手の泥棒であるルーサー・ホイットニーは、一家が休暇旅行中の隙を狙い大統領の後援者でもある政界の大物ウォルター・サリヴァンの邸宅に忍び込む。しかし、大統領アラン・リッチモンドとサリヴァン夫人の不倫現場に出くわした挙句、酔ったリッチモンドが夫人に暴力を振るい、それにナイフで反撃した夫人をシークレットサービスが射殺するという現場を目撃してしまう。かけつけた大統領補佐官のグロリアは事件のもみ消しを図るため、シークレットサービスの2人に証拠隠滅を命じ、一部始終を目撃していたルーサーは、彼らが現場に忘れたナイフを持ってその場を去る。 ルーサーに目撃されていたことを察知した大統領サイドは、殺人の罪をなすりつけた上で口封じしようと、持つ権力を総動員してルーサーを捜索する。一方、サリヴァン邸強盗殺人事件を担当するセス・フランク刑事は、その鮮やかな手口からルーサーの犯行だと認めるものの、殺人については懐疑的であった。 目撃したことを警察に言えば窃盗の罪に問われる上に、そもそも泥棒が大統領を殺人犯だと主張しても信じてはもらえない。そこで国外へ逃げることに決めるが、空港のテレビで大統領の白々しい演説を観て考えを一転し、大統領の犯行を暴露するために行動を開始する。そして暗殺者まで雇った大統領の魔の手が、ついには娘のケイトにまで及ぶ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「目撃 (映画)」の詳細全文を読む
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